運命共同体 | 【TOP】 | モーニング娘。の逆襲
運命共同体 | 【仕事】 | 代弁者

2012/10/02
「ショートステイ」
ってご存知ですか?

入居とデイサービスの中間みたいなもので
一言で言うならば文字通り「短期入居」ってとこかな。
数日間だけ入居する形態のことを言うんだよね。

8月からの新体制に伴って職員の配属先も
新たに発表されたのが7月中旬頃だったかな。

単純に慣れ親しんだ利用者と触れ合っていたかったし、
そんな利用者が多くいる棟に行きたかったけれど
よりによって俺が配属されたのがこのショート棟。
最初は「最悪〜!」ってかなり嘆いたよね(苦笑)

1日単位でも利用出来るとは言えホテルじゃないもん。
それなりの過程を経てるから病院で言うところの
カルテのようなものも存在するから身体状況等や
ケアの目星も記されているけれど対象は「物」ではない。
文書だけで「人間」を分かり切れるかと言ったら答えはNo。

それだけに10人前後の固定の利用者のことを
把握すれば良い他のユニットとは違って
次々に新規の利用者も来るし、随時自分たちで
ケアの方法を考えていかなければならないし
頭が痛くなることだらけだったしね。

でも、決まったことはしゃーない。
色んなタイプの利用者に触れることが
勉強になるとポジティブに捉えて早2ヶ月。

するとどうだろ。
俺が働き始めた時と同様に最初は「無理!」と思ったのに
今では愛着沸いてショート棟でやってたりするんだよね。

中には(ってか結構・笑)クセのある人もいるし
そういう人がいる日は終始振り回されるし
夜勤なんて泣きたくなるほどだけど
亡くなった利用者がいて長期のベッドが空くと
ショート棟から誰かが移動になるから
ちょっと寂しさを感じたりね(苦笑)
違う施設に行っちゃうわけでもないのに。

本当に人と人との繋がりって面白いよね。
多くの人が出入りするショート棟ならではの大変さもあるけど
だからこその喜びや刺激もたくさんある。
今はこれが俺にとって自然な毎日だしね。

長期入所者ほどの介護度の高さではない人が主だから
自分たちで出来ることだって多々あったりするし
徐々にただただ「介護」するだけでなく「遊び」だったり
「日課」を設けて共に生活するかのような
時間を提供して行きたいもんだ。
Trackback  【修正

:: trackback ::

:: comment ::

name ::
mail ::
home ::
comment :: 文字装飾 グラデーション 絵文字

:: pplog ::