2012/03/22
「小沢健二「東京の街が奏でる 第二夜」」 |
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に行って来た♪ 以下、ネタバレあり。 歴代の記録に残りそうなほどの激戦を極めた前回と異なり 今回はあっさり取れちゃったから周りもそうかと思いきや やはり今回もしっかりと12公演共に激戦だったようで… 忘れた頃に始動。 それでいてこの有様。 つくづく「小沢健二」って職業はいいな(笑) そんな今回のライブ。 会場がオペラシティだし、チケットが¥9000もするし 「もしやオーケストラ?」等々 いつになく想像を掻き立てられた。 ちなみに前回は4階席。 しかも名古屋。 更には最前列につき立ち見禁止っていう悪条件から一転。 6列目ですわ。 しかもしかも実質4列目。 もはや怖いくらいに近かった(汗) ステージはいたってシンプル。 そして見るからにラフなオーケストラスタイルで アコースティックなものになりそうな感じ。 そして… 今回も非常灯すら落として真っ暗な中での開演。 しかし、出て来たのはスカパラのGAMO!? そう。日替わりで前座(笑)があるらしい。 ちなみに初日の昨日はスチャダラのBOSEだったとのこと。 そして、エピローグのようなものを読み上げるから「まさか」と思ったら 前回の「ひふみよ」同様に朗読を織り交ぜて進行していく感じ。 それより曲をたくさん聴かせてくれ… そんな不安を察知したのか緊張感漂う中での朗読中に 「後でたっぷり歌いますから」なんて言っちゃう辺り 王子な茶目っ気っぷりは健在(笑) 演奏は弦楽器を交えたもの。 そしてコーラスには真城さん。 ホッとするね。 アレンジは前半はストリングスを生かした印象が強かったけど それでありながらスタンディングが似合う感じ。 合間に朗読が入り、最初の内はその小休止感が引っ掛かったけど 「合間」と言うよりは「幕間」? 再び演奏が始まると姿を変えたかのように新鮮に聴こえる。 そして、いわゆる「バンド」に登場する楽器はギターとベースだけなのに まんまのオペラやオーケストラ向けの会場に合った演奏をしたかと思えば ライブハウスを思わせるような演奏もあったり、 日本的かと思ったらニューヨークにいるかのような錯覚に陥ったり、 ymdさんの言葉を借りると「欧米感」と「多幸感」に包まれたライブだった。 ファンが「♪大人になり随分経つ〜」から? いや、それだけじゃないな。 立つべき箇所で立ち、座るべき箇所で座る。 また、曲の途中であれ歓声を上げるべき箇所で歓声を上げる。 シンプルな構成の中でもしっかりしたものを創り上げると ただただ熱いだけではない。 ただただ聴かせるだけではない。 そしてあんなにもピースフルな空気に包まれるのだと 音楽やエンターテイメントの神髄を見た気がする。 ある頃からオザケンに対して一歩距離を置いてるとこあったし、 こういう朗読スタイルは素直には喜べないけど それでも小沢健二はやっぱり「小沢健二」なのだと実感。 普通では終わらない。 一ヶ所に留まらない。 その時にやりたいことをやる。 それが「小沢健二」でしょ。 相変わらず宗教チックな面も多々感じたけど 悔しいけど言葉を借りれば「信者」であり、 小沢健二を「BELIEVE」なのだろう。 愚かと言われても構わないさ。 開演前はグッと堪えた1.5万の作品集。 帰りには左手に持ってたさ。 信者らしくお布施じゃ、お布施(笑) そう! これまでだってその場にいる人にしか分からない 「生」の魅力を毎回魅せてくれて来たけど 今回も本当にあの場にいた人にしか分からないと思う。 単純にセットリスト見ただけでも十分魅力的だけども そんな「いいな〜♪」「羨ましい!」の一言で済むような チープなもんじゃないんだなぁ… 今ではオザケン並に「神」と崇めるアーティストが他にもいるし 以前のように年中聴いてるわけでもないけど やっぱりオザケンは俺の中でずっと響き続けるんだろうな。 前回は13年振りのライブながら不完全燃焼感も否めなかったけど 唾を飛ばして歌う姿まで見えちゃう席で今宵昇天。 しばらく腑抜け決定〜ヽ(´▽`)/ 嗚呼… 知人にチケットの協力要請したらそちらも取れたのに 入金期限を過ぎるっていうイージーミスをした為に 今宵一発勝負になっちゃったんだよね(涙) その代償が作品集だと思って我慢するか… 昨日はなかったみたいだけど GAMOを交えての2回目のドアノックも聴けたことだし♪ 但し、オザケンでは恒例だけど久々に帰りの時間がヤバかった(汗) そして、高揚し過ぎて寝たくないこの感情はどうしたものか(´д`) 01.東京の街が奏でる(新曲) 02.さよならなんて云えないよ 03.ドアをノックするのは誰だ? 04.いちょう並木のセレナーデ 05.今夜はブギーバック 06.あらし 07.いちごが染まる 08.それはちょっと 09.天使たちのシーン 10.おやすみなさい、仔猫ちゃん! 11.back to back 12.東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー 13.ぼくらが旅に出る理由 14.春にして君を想う 15.暗闇から手を伸ばせ 16.愛し愛されて生きるのさ 17.ラブリー 18.強い気持ち・強い愛 19.ある光 20.神秘的(新曲) 21.ドアをノックするのは誰だ? 22.東京の街が奏でる(新曲) |
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