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2011/08/15
「枡野浩一「結婚失格」」
先日読んだ「僕は運動おんち」が面白かったので
他の作品も読みたくなった矢先に別件で図書館に行ったら
唯一あったので買ったのを後回しにして読んでみた♪

この作品。
事前に知ってました。
自身の離婚体験に基づいた自伝的小説だと(苦笑)
知らずに読んだらまた違う感じ方だったんだろうな。

そんなわけで一言で言うと「怖い」しかないだろ(苦笑)
いやぁ、いくら激しく惹かれ合ったって・・・
いや、激しく惹かれ合うからこそ惹かれ合うからこそ
激しく憎み合うのも男女なのかもしれないけどさ。

でも、調停の為の調書には虚言ばかり。
だけど反論したくても直接連絡取ることは
「ストーカー防止法」に触れると弁護士からブロック。

・・・何もそこまで(汗)

しかも、旦那(著者)側が浮気とかしたなら仕方ない。
けど、そんなこともなくある日突然。
それでいて「せめて子供にだけは会いたい」と色々するも
その面でもガードが固く自身がどうにかなっちゃいそうで
素人目にも「本当に慰謝料を払うべきなのは・・・」
って思っちゃうほどの徹底振りだしな。

それが「結婚」ってモンですか・・・

ナンだかなぁ。
色々あるからこそ面白いもんだと思うけど
一度は惹かれ合った同士が憎しみ合うってどうも・・・
直後は良くない感情が芽生えても最終的には思うし。
好きになった人には幸せになって欲しいって。

ま、あくまでこれは旦那側の著書。
一方的な言い分。
男女のイザコザはこうやって肩入れしてると
後に真実を知って一気に逆転することも多いんだけどな(苦笑)

そんなわけでリアリティーは確かにあるけど
あくまで「小説」として読んだし、
それならそれなりに楽しめる作品かも。

もう一冊買った分の小説があるしお口直しに近々読もっと(苦笑)

結婚失格 (講談社文庫)
枡野 浩一
講談社 (2010-07-15)
売り上げランキング: 221622
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