2011/08/11
「市川拓司「吸涙鬼 Lovers of Tears」」 |
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「いま、会いにゆきます」の作者の新作です。 と、言っても最近読書から遠ざかり気味だったので 1年前の作品ながら全く知りませんでしたが、、、 ただ、5年振りの作品だったらしい。 そら、チェックも怠るわな(;´д`) ってなわけであらすじはこんな感じ。 満月の夜、屋上庭園で意識を失ったところを 冬馬に助けられた美紗は、翌日彼のコテージを訪ね、 二十歳で死ぬ病気に罹っていることを冬馬に告白する。 次第に体が弱り病室のベッドに伏せる美紗のもとを訪ねる冬馬。 彼は美紗の病気を治すという 二人触れ合って、ともに生を願うという方法で。 冬馬は悲しみの涙を吸い、生きるために願う。 夜を徹して続く妖しく甘美な治療。 美紗と冬馬の愛は至上の高みに昇りつめる。 実は異能をもつ冬馬は、涙をすって生きる吸涙鬼の一族だった・・・。 第一印象は「っぽいな」だった。 過去に読んだ「弘海」と「ぼくの手はきみのために」がMIXされたような内容。 そして、さえない男女の純愛。 まぁ、ワンパターンっちゃワンパターンだわな。 けど、この人の書く世界観って嫌いじゃない。 忘れてた気持ちを思い出させてくれるしね〜。 ただ、どうしても同じ作者ということで過去の作品と比べちゃうと イマイチって感は拭えなかった・・・ 吸涙鬼 −Lovers of Tears− (100周年書き下ろし) posted with amazlet at 11.08.12 市川 拓司 講談社 売り上げランキング: 212948 |
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