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2016/11/26
「おばあちゃんの思い出」
実のおばあちゃんではなく利用者の話ね。

数日前にある利用者が亡くなった。
その数日前に大分弱って来た様子が伺えたから
顔を出しに行こうとしたものの
「またでいっか♪」と後回しにしちゃったら
ほんの2〜3日後に出勤したら亡くなってて。。。

まだ家に帰る前だったから最期に顔は見れたけど
生きてる内にもう一目見たかっなぁ・・・と後悔。

っていうのもこの方。
4年前は自分がいたフロアに当時いた方で
何故だか俺のことを信頼してくれていて
よく「あんたにお願いしたいんだよ」と
介助の依頼をされたんだよね。

ま、他の人にも言ってたかもしれないけど(笑)

でも、可愛がってくれていたのは事実で
俺が移動した後も名前を覚えてくれてたし、
顔を合わせれば声を掛けてくれたし、
個人に特別な感情を抱くのは好ましくないけど
好きなおばあちゃんの1人になってたよね。

そうなると当然「別れ」は辛いものだけど
病院と違い、老人ホームは「治す」場ではなく、
「最期」を演出する場とも言えるからね。
亡くなる直前も苦しむことなかったらしく
受け応え明瞭で「大丈夫だよ」なんて言ってたのが
スーッと眠るように逝ったというのを聞いて
それはそれで良かったのかな〜って。

だって、この世に生を受けた者の共通意識じゃない?
「最期は苦しまずに逝きたい」って。
それに家族に看取られながらだったしね。
だから「良い最期」だったんじゃないかって。

告別式の日にご家族が挨拶に来たんだけど
たまたま近くにいたもんだから
その時に持参されたおまんじゅうを貰ったから
供養の意味も込めてその方のことを浮かべながら
頂いたんだけど甘くて美味しかったなぁ。

いろいろ大変なことも多いし、
つい顔から笑いが消えちゃうこともあるけど
このおばあちゃんが頼ってくれたように
まだまだ多くの人に信頼されるようにならなきゃ。
改めてそう感じた1日。

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