下克上 | 【TOP】 | 史上最大の下克上
山田稔明/夜の科学 in 加古川 琥珀色の夕暮れ | 【ライブレポート】 | シクラメン/ヴィレッジヴァンガードアリオ蘇我店presentsインストアライブ

2010/11/06
「渡辺美里/プレミアライブツアー」
渡辺美里/プレミアライブツアー
に行って来ました〜!
以下、ネタバレ。

ちなみにココ。
思った以上にスンゲー場所でした。
分かり辛かったのも納得。
祇園の見るからに高級感漂う料亭等が建ち並ぶ通りの一角にあります。
入り口の写真の通りだし。
ってか、公演名が筆書きって初めて見たかも・・・(笑)

入ってみてもそれは同じ。
いわゆるロビーからして「和」が漂ってる。
そして席に向かう途中に見える桟敷席。
靴を脱いで上がるのね。
襖を開けて。畳と座布団の席に。半個室の中に。
ペアだから迷う必要もなかったけどあんなとこで観てぇ〜!!!

あ、そうそう。
歌舞練場。しかも京都。ましてや祇園。
そんなわけで着物で行こうとしてたんだよね。
けど、久しく着てないから帯の締め方を忘れてる。
だから、復習が必要だったけど思いがけず日本シリーズが入って来て・・・
結局、間に合わずに断念(泣)

でも、やっぱり和服の人もいたし、ライブ抜きにしてもあんな街並みを
着物で歩いたらどれだけ爽快だろうか・・・

ってな、「これでもかっ!」ってほど「和」な洗礼を受けながら始まったライブですが・・・
いきなり「Funcky Kitchen」て!!!(爆)

無いわぁ。マジ。
雰囲気台無し(苦笑)

が。

進んで行く内に「ミスマッチの妙」ってやつ?
この雰囲気には似合わない楽曲やアレンジも「アリ」に思えて来た(苦笑)

ただ、スケジュールやアクセスを抜きにしたら最初に発表された4本の中では
この祇園と高松の同じような場所(野外だったみたいだけど)の2つに惹かれたけど
むしろ残り2本の岡山のライブハウスと横浜のレストランの方がむしろ惹かれた。

っつーのも、この公演を一言で表すなら「Jazzy」「Adalty」って単語を挙げるであろう
「大人」な雰囲気が漂ってたしね。
しかも「洋」な雰囲気が似合いそうな。
ムーディーな会場で観たらまた別の良さがあるんだろうなぁ・・・

と、アコースティックな感じになるのかと思ったらそんなことはなく。
かと言って過去の「?」ってなるオーケストラやアコースティックライブとも違う、
「3人」っていう小編成で出来ることの限界に挑戦とでも言おうか。
アコースティックな場面も確かにあったけどロック色強い部分もあったり、
それでいて掛け声等、少々耳障りな雑音もあったにはあったけど
基本、「聴く」姿勢で終始オールシッティング(笑)

いや。このライブは座ってじっくり聴くべきでしょ。
オーケストラや小編成のライブで美里の歌声を前面に出したライブは過去にもあったけど
ギターを掻き鳴らしながらも美里の歌声がメインディッシュなライブ。

バンドでのアツいライブも好きだけど、最近ご無沙汰な感もあるけど
「うたの木」シリーズ等でこういうライブをドンドンして行って欲しいなぁ。

まぁ、高音とかは聴いてて時々痛々しく感じることもあるけどね(汗)
でも、普段は音源にしろライブにしろ美里のヴォーカル力を改めて感じることないけど
こういうライブになるとつくづく思う。
「この人の声量・歌唱力はスゲーや」って。

3人編成。しかも小会場やレアな会場。
そういう意味ではツアータイトル通り「プレミア」感もあるけど
「25周年なんだから「ドカン」とカマすライブでいいじゃ〜ん」と思ったりもしたけど
いざ観てみて「25周年だからこそ」みたいなものを強く感じたかな。
「原点回帰」って単語が似合うライブだったし。

「ヴォーカリスト」なんだもん。
いざとなりゃ何も持たずして表現出来るんだもんね。
いや〜、マジにこういう「うっとり」は久々だけどメチャメチャ良かったわぁ・・・

オープニングにこそ敵わないけど(笑)、「変化球」もことごとくデッドボールだったし(笑)
特に「シャララ」。
ライブでも久々だと思うし、美里ONLYでシャッフルさせて聴くにしたって約300曲。
正直、「忘れてた名曲」って感じですわ。
元は好きな曲の筆頭に挙げてたくらい好きな曲。
でも、良くも悪くも活動が長くなるとそういう曲も出て来るでしょ。
一部の人にはしつこいと思われるだろうけど「truth」とか。
メッチャいい曲なのに・・・

ってな感じに書き出すとこのライブと言うより美里の魅力について改めて書きたくなるような
「プレミア」感あるライブだったかな。
美里祭りもバンドツアーも美里を好きなことを再認識させられたライブではあったけど
このライブはシンプル過ぎるくらいシンプルな気持ちで「すき」と改めて思った。

その時の自分の年齢を考えると怖いけど(苦笑)「30周年」・「35周年」と
これからも「ヴォーカリスト」であり続けていて欲しいと強く思ったし、
自分も「これからも変わらず応援して行こう!」って思えたライブだった。

いや〜、京都まで行って良かったわ。
仮に半休なり取って横浜に行ってたとこで帰りも間に合わない時間帯だから
時間を気にしながらのライブになっただろうしね。

でも、一瞬たりとも見逃せないライブだったもの。
ゆったり、まったりとした旅の中で時間を気にせず存分に楽しめたこと。
本当に良かった・・・。
そう思えるライブだった。

01.Funcky Kitchen〜スローフードのすすめ〜
02.センチメンタルカンガルー
03.始まりの詩、あなたへ
04.Richじゃなくても
05.十六夜の月〜izayoino tsuki〜
06.ココロ銀河
07.卒業
08.Blue Butterfly
09.Steppin’ Now
10.虹をみたかい
11.eyes
12.10years
13.Boys Cried(あの時からかもしれない)
14.サマータイム ブルース
15.Lovin’ you
<Encore>
16.My Love Your Love(たったひとりしかいない あなたへ)
17.My Revolution
18.シャララ
19.夢のあいだ
Trackback  【修正

:: trackback ::

:: comment ::
はじめまして。ちょくちょく楽しくこっそり(汗)拝見させてもらっています。
私は 高松の歌舞伎舞台に行きました

三星団…心地いい余韻が残る良いライブでしたよね

このライブは 最後まで座って聞くのが正解だと思います。京都は座敷でしたし良かったでしょうね。

高松は 野外で 木々に囲まれた良い場所でしたので じっくり聞きたかったのに…

いきなり立つ人、 空気読めない赤ちゃん連れ、 あげくに アカペラでマイレボを歌い出した美里と一緒に 大声で歌う隣の女性二人組…

せっかくのプレミアなライブを スペシャルな空気読めないマナー知らない人達に囲まれて 散々でした。


長々と 失礼しました。



      by  桜  at  2010/11/08 7:36:02
はじめまして!
コメントありがとうございます♪

で、マナーについてですが、正直、「勘弁して〜!」って人が
いなかったわけではなかったりします(苦笑)
多分、座ってはいたと思いますが後ろの人が
曲中にしろ、MCにしろ、バンドライブノリでして・・・
叫んだり、豪快なリアクションをしていて
本音を言うと「耳障り」でした。。。

ただ、以前のオーケストラライブ等に比べると随分と変わった感じあったし、
席の場所が運悪くそういう人と近かっただけで全体で見ると
「ひどい」って印象は薄かったですね。

でも、高松は公式で写真を見ましたけど
天気も良かったし、野外だったし、
「美里祭り」と履き違えちゃう人も多そうな雰囲気ですね(汗)

ああいう編成で、ああいう会場を選んでいること、
そして、バンドツアーと平行して行ってることを考えれば
自然と相応しい「見方」が見えてくる気がしますけどね・・・

それとこういう意見大歓迎ですよ。
「好きだからこそ」意見することも大事だと思いますからね^^
      by  ドラ  at  2010/11/08 12:29:56
丁寧なお返事ありがとうございました。

四国村の舞台は 写真では広い野外に見えましたが、 実際は とても小さな狭い空間で 200人も居たかな って感じの ほんと狭い場所でした。

マナー知らない人達は どこの会場にも出没する いわゆる常連の遠征組さんです。

私は 近県から しかもこのライブだけの参加でしたから すごく楽しみに行ったんです。

常連さんが 盛り上げてくれるのも大事かもしれないけど 地元の久しぶりの美里を見に来た方もいる って事をわかって欲しい。

せっかく今回は 通常のホールツアーと平行してるライブなんだから 立つ人が居る居ないで ライブが盛り上がっていない と勘違いしないで欲しいです。

あと 本当に辞めて欲しかった一緒に大声で歌う人達は あの日 アカペラというより マイクなしで マイレボを歌いだしたんです美里は…

他の場所でも やっていたかもですが 私は 生の声がはじめてで感激し始めた矢先 隣が……大声で…

一回きりの人も大勢いるんですよね

常連さんの中では 何箇所も行くひとつだとしても……

ってドラさんに言っても仕方ないですが(>_<)

またまた長々と失礼しました。ありがとうございました。



      by  桜  at  2010/11/08 14:43:35
岡山はライブハウスってことで元々小さいとは思ってたけど
写真を見て想像以上の小ささだと思ったけど
高松は桜さんも言ってる通り、結構広かったんだと思ってたら
そんな凝縮キャパだったんですね。

このツアーは始まる前から「SEED」を思い出させる感じあったけど
あのツアーもキャパ・会場の雰囲気等々、プレミア感あったし
このツアーは吐息まで聞こえて来そうな会場ほど伝わるんでしょうね♪

で、マイレボは記憶の限り終始マイク使ってましたね。京都は。
けど、分かります。
西武ですらもノーマイクで歌うことあったけど
そこで「物音を立てる行為=妨害」と言ってもいいですよね。
歌い終えた時点で大歓声や拍手大喝采は大いにアリですが。

ちなみに京都はエンディングにスタンディングオーベーションになっただけで
あとは終始座っていました。前列の方ですらも。

自分も以前、アコースティック色強いライブで隣の人が
席の離れた友人と「●●(←曲名)の時に立とう」とか「叫ぼう」と計画立ててて
「???」って感じでした。
ライブってもっと素直に感情を表すものだと思うんですけどね。
演者じゃないんだから「ココで何をする」とか考えずに気の向くままに。
他人の迷惑以前に「勿体無い」と思っちゃうけど
「ライブは盛り上がってナンボ」な「年中夏祭り」な人は確かにいますね。
残念なことに。。。
      by  ドラ  at  2010/11/08 21:20:05

name ::
mail ::
home ::
comment :: 文字装飾 グラデーション 絵文字

:: pplog ::