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シクラメン/シクラツアー2010〜豚の突進編〜@恵比寿LIQUIDROOM | 【ライブレポート】 | 森友嵐士/LIVE SECOND BIRTH 2010 JUST BELIEVE THE WAY YOU ARE

2010/08/16
「ゆず/YUZU LIVE CIRCUIT 2010 SUMMER「FUTATABI」」
ゆず/YUZU LIVE CIRCUIT 2010 SUMMER「FUTATABI」
ファイナルに行って来ました!
ゆずのワンマンは実に4年振りです!!!

と、4年振りに「現場復帰」した経緯はチケット獲得時の日記を  
参照頂くことでココでは割愛するとして・・・

まず、席に着いてみるとステージの幕は開いていてステージ丸見え状態。
ステージに階段一段分くらいの木製のシンプルなステージを作り、
前面にツアーロゴが入ってるだけでそこにギターが数本並んでいるだけ。

上のリンクにある日記では「2人だけ」のライブに胸躍らせてた感があるけど
いざ、日にちが迫ると楽しさが薄れ不安が増したんだよね。
ココ最近のバンドサウンドが似合う曲を無理にアレンジして組み込んで
「2人だけでやる意味があんの?」ってことになりそうな気がして・・・(汗)

が。

1曲目から俺が「ゆずバカ」してた頃までの曲が立て続けに流れて
「629ライブ(東京ドームで2人だけで行ったライブ)」を彷彿とさせ、
「4年」というブランクを感じさせないほど興奮しまくってた!
「恋の歌謡日」や「シュミのハバ」は弾き語りと言えども
楽しませる為のエッセンスになっていて、
バンド栄えする曲であって決して弾き語り向きな曲ではないけれど
ポイント、ポイントに挟むことで順当にに楽しんでいたのですが・・・

オリジナルアルバムで言えば2枚飛ばしちゃってるしね。
ぶっちゃけ、知らない曲も幾つかあった(汗)
その曲の中には「最近のライブでは定番なのだろう」って空気満載で
現場を離れたことを痛感した瞬間だった・・・

更に、イントロを聴いて「おぉ!」と興奮しながらも
タイトルが浮かばなかったり、他の曲と勘違いしてたりと
「4年」というブランクの長さを痛感した瞬間だった・・・

当時は好きだった曲なのにね。
でも、今では全曲シャッフルで1/7000で流れてくるのを聴くだけで
好きな曲ですらまともに聴いてなかった4年間だったので。。。

ちなみにバンドツアーとは違うからかな?
ファイナル限定「ツアーお疲れさまの唄」はなかった。

その代わり?
「恋の歌謡日」は今日のみだったらしい。
まぁ、当時は「何、血迷ってんの?」って思いつつも
ゆずバカだったから受け入れちゃってたけど
約10年の時を経て聴く(観る)とやっぱ「バカ」だねぇ〜(爆)

いや、当時なら「皮肉」のみの「バカ」だったけど
今はいい意味での「バカ」ね。所詮「面白企画」みたいなものだし。
悠仁も「女装しないでこの曲は恥ずかしい」って言ってたけど(笑)

ん〜。安室ちゃんで言うとこの「愛してマスカット」って感じ?(笑)

そして・・・

家を出る前は今回のツアーは普段のツアーと違ってアリーナレベルから
ホールクラスにしてる上に本数も格段に少ないからFC会員でも激戦で
ファイナルのチケットはヤフオクで4万前後になっていたけれど・・・

正直、シクラの余韻が抜けず、出発直前ですらシクラを聴いてたし、
「こんなプラチナチケットだけどタダの紙切れにするか!」と
とてもじゃないけど気持ちがどうにもこうにもシクラから傾かなかったのを
やっとの想いで家を出発したほどですから。

ゆずの中で一番好きな曲。
それすらすっかり忘れていた・・・

「いつか」

季節を無視したKYソング(笑)
でも、この曲を再び弾き語りで聴けるとは・・・

「聴きたい!」と思って行ったどころか
存在すら忘れ掛けてた状態だったのに
「夏だけど冬の曲を歌います」と言った瞬間に
全ての神経が活性化して鳥肌が立った・・・

更には初期の名曲「月曜日の週末」や「贈る唄」。
「次世代ソング」(苦笑)が続いた後だっただけに
「うっ。この後は俺は入っていけない!?」と思ってただけに
どちらもオリジナルベストに入れてたくらいの曲だけに
すんごい嬉しかったなぁ・・・

と、言いつつ。

「月曜日の週末」のイントロが流れた瞬間、
「おぉ〜!」と叫びながら頭の中では「少年」が流れてましたが(爆)

そして、アンコール。
関東以外は2000人規模の会場だけど関東はホールと言えども5000人規模。
それなのに生ギター&生声での「栄光の架橋」。

思わず思い出しちゃったよね。
「夢の地図」ツアーだったなぁ。リリース前に初披露して聴いたの。
「出来過ぎた」曲に鳥肌が立ったよね。
ズバリ書いちゃうけど「感動」ではなく「嫌悪感」で。

あの頃、あれ以降の曲がどういう経緯で作られたかは知らない。
事務所・レコード会社の意見を取り入れた曲なのか、
それとも2人が純粋にその時々に作りたい曲を作って来たのか。

けど、自身を「野良犬フォークデュオ」なんて称してたこともあったけど
そういう「劣等生」感が好きだったんだよね。
親近感が沸く分、励まされたし、感動もしたし。

でも、「栄光の架橋」は今、聴いても「優等生」感満載だと思う。
ただ、当時はそれに嫌悪感を抱いていたのに
この「サバイバル」な音楽業界の中でゆずと比較されてたミュージシャンが
次々にゆず以上の活躍を見せて行く中でようやく純粋に聴けた。
「栄光の架橋」は純粋に良い曲だ!

いきなり、終演後に飛んじゃうけれど・・・

4年振りに現場復帰したほどだし、
現場を離れる際にも「2人だけでやるならその時はまた行きたい!」と
思ってたのがかなり「理想形」に近い形で行われて満足しながら
会場を後にしようとした時に後ろにいた2人組が言っていた。

「盛り上がりどころが無かったよね」
「アレは明らかに選曲ミスだよね」

俺も「現場離れ」なんて全く考えてない頃だったら同じことを思ったかもしれない。
でも、俺はゆずの唄に盛り上がりなんて求めていない。
ダイレクトに伝わるメッセージ性を求めてる。

だから、真剣に聴いたのは今日が初だったけど
高齢になってからの子供だっただけにちょっと前にお父様が亡くなり、
その想いを唄った「逢いたい」を聴いた時に思った。

「コレだよ!コレ!!!」
「俺が聴きたいゆずの唄はこういうのなんだよ!」って。

でも、俺みたいにしっとりライブを求めてる方が稀なんだろうね。
その証拠に来春からのツアーが発表されて会場が歓声で揺れようとも
俺の心はピクリとも揺れなかったしね。

バンドライブには興味ない!
けど、弾き語りは行きたい!

以前はゆずの全てが好きだったけれど
今は華やかな「花」よりも地味でも土台となり支える「根」が好きなんだろうね。
だから通常のツアーに比べれば盛り上がりには欠けただろうけど
俺は「何だかんだ言っても好きなんだよなぁ・・・」って感じたライブだったしね。

ふっ。ヘンなファンだね。
純粋なファンからしたら「だったら聴くな!」って声が挙がりそうだね。

でも、エッセンスとして少々加えることはあっても
基本は素材の味を楽しみたいから。
調味料、ましてや化学調味料なんて持っての他。

捥ぎ立ててで食材加工されてないゆずは今も変わらず好きだなぁ。
けど、食材加工されたゆずには全く興味ない。

・・・やっぱヘンなファンだね(苦笑)

でも、俺は今後もこのスタイルで行こうと思う。
アルバムが出ようが、ツアーが始まろうが興味はない。
今回のように弾き語りライブでない限りはね。

01.サヨナラバス
02.3カウント
03.手紙
04.恋の歌謡日
05.種
06.シュミのハバ
07.物語
08.いつか
09.飛べない鳥
10.シシカバブー
11.おでかけサンバ
12.月曜日の週末
13.贈る唄
14.夏色
15.逢いたい
16.虹
<Encore>
17.栄光の架橋(アンプラグド)
18.センチメンタル
19.シュビドゥバー
20.慈愛への旅路(バンド)
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:: comment ::
えぇ・・・えぇ・・・

ドラさん。ライブレポありがとうございます。
仕事が山盛りで盆休みもなくクタクタの生活のお陰ですっかり「弾き語りライブ」を自分の中から抹消されてました。地元京都にきてたのにね・・・うっしっしっでなんで思い出したかというと→NEWシングル発売。


一応生粋の「ゆずっ子」ではありますが・・・
またか・・・という感想でして・・・。
この気持ちをどうしていいか・・・
ドラさんのところへ来ました。えぇえぇ

まったくココロに届かず疑問疑問。

ゆずぅ〜〜〜〜〜

ドラさんサンバ??シシカバ?・・・すみません。

出口が聞きたいな・・・・
      by  琴子  at  2010/08/26 21:41:44
あはは・・・

正直、本当に久し振りに感動した部分があったのは確かなので
全体もオブラートに包みましたがサンバ、シシカバ、ハバ、歌謡日等、
「このコンセプトの中に組み込む意味は?」とは思ってました。

文中にも書いた「盛り上がりどころなかったよね〜」なファン向け?
でも、結果としてそう言う人たちの欲望を満たしてないし。

そして、俺のように「ゆずマン」までの曲を主にやって欲しかった身には
せっかく酔いしれてる最中に「え?」って曲でへし折ることに
正直、「629ライブを越すことはないな」と内心で思ってました(汗)

ちなみに俺は以前は自分で「ゆずっ子」と名乗ってましたが
ある時から自然と「ゆずファン」と形容してました。

そこの違いなんでしょうね。
ゆずは「ゆずっ子」を楽しむ為に試行錯誤していて、
「ゆずファン」の存在を見失ってるのでは?

純粋に2人の音楽を評価しているのに、
「飾る」はずの余計な演出にウンザリしてる人もいるんだよ・・・と。
      by  ドラ  at  2010/08/26 22:04:43

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