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2010/03/05
「東京が解体した日。」
まぁ、「十人十色」・「価値観の違い」ですが。

今まで事あるごとにヤフオクに出品されるチケット等に関して賛否両論ある中で
「需要と供給が成立してるんだからアリなんじゃない?」と、
「営利目的」であろうと腹を立てることも、呆れることもなかったけど、
今日、全然別の物を探してたのにたまたま「ある物」を見ちゃって
ヤフオクで初めてなんじゃないかなぁ。
引いたわ。素で。
「そこまでして金が欲しいか!」ってね。

で、何がそこまで思わせたかっつーとだけど全て東京マラソン関連だけど
 ・完走メダル
 ・フィニッシャータオル
まずは何よりもこの2点ですわ。
完走した証だし、当日の日記で俺が「生涯の宝物」と称した物です。

まぁ、俺は初めてのフルマラソンだから余計に思い入れがあるんだろうけど
でも、9倍の難関を突破して、あの雨の中を42.195km完走した者だけが貰える
お金には換えられない物だと俺は捉えてるんだよね。
実際に100万積まれたって「譲れません!」って断るし。
既に元々飾ってあった当日装着したTシャツ・アームウォーマーに加え、
ゼッケンや(今までのレースでは捨ててた)グッズのお守りや手ぬぐいと共に
「ドーン」と壁に貼って飾ってあるしね。
(メダルは名前・ゼッケンNO・記録も刻印されてメダルも飾れる額を発注済)
それくらい「特別」だと思うんだけどなぁ。

そして次に引いたのが
 ・ボランティア用ジャケット&キャップ
ですわ。

文字通り「ボランティア」の人だと判別する為に作られた品です。
一般人はもちろん、ランナーすら手に入りません。
まぁ、どれくらいで落札されるか分からないけど
「バイト代」として考えたら事前の説明会等もあるし
支給されるのは↑のみで交通費・食費は実費だし、
割りに合わないから最初から転売目的の人なんていないだろうけど
あの日の感動を分かち合った1人、あのレースを作り上げた1人として、
これまた俺は手放すのが少々理解し難いかなぁ。
「来年、落選したらボランティアか沿道の応援で参加したい!」と言ったけど
もし、ボランティア参加することになって↑の2点を支給されても
やっぱり記念だし、誇りだし、「譲れません!」ってなると思うし。

その他にも受付時や直前に郵送されてくるものなどで
 ・Tシャツ
 ・クリアファイル
 ・大会プログラム
等、こちらも当選者しか手に入らない物ですわ。

ただ、他の物に比べればこれらは可愛らしいと思うけどね。
「東京マラソン」に限らず参加賞で貰ったTシャツは着るどころか開けたことないし(苦笑)
だから、寄付を考えたこともあるし。
ま、結局は未開封のクセに記念だし、手放せないんだけど(苦笑)

とは言え、この前の「出走権」とは違って違反性は無いし、 
「売る」のも「買う」のも個々の自由だとは思うけど
俺は「お金には換えられない物がある」と思うし、
↑のリンク記事の中で似たようなことを書いてはいるけど
他人が完走して貰ったメダルやタオルを手にして嬉しいんだろうか。

「物の価値」って「物」だけにあるとは限らないでしょ。
手にするまでの過程や、作った人の愛情等々、
やっぱり「お金には換えられない価値」ってあるでしょ。
また、逆に「お金で買ったら生まれない価値」ってのもあるんじゃないかな。

双方を批判する気は無いけど俺はそう思う。
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