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2009/10/14
「明日は明日の風が吹く」
迷ったけど結果が出る前に書いておく。

今日から我が家の父が入院致します。
ひとまずは「腫瘍」の検査入院です。

ことの発端は恐らく9月半ば。  
Kさんの再就職祝いで飲み会を開いてた時だったと思う。
「会社の健康診断に引っ掛かって明日再検査に行く」と聞いて
「飲んでる場合なんかぃ!」「酒を減らせって信号だよ〜」なんて
その時は「談笑」ってレベルで話してたのが一週間後の結果で
再々検査で更に精密検査をする必要があると告げられて
ほんの少し緊張感のようなものが出始めて来たのだが
検査から再び一週間待っての結果は「腫瘍がある」とのことだった。
ただ、「だけど癌ではない」とのことだったらしい。

しかし、非常に厄介な場所に出来ているらしく、
それを検査出来る病院が県内に2ヶ所しかなく、
内一つは癌専門の病院の為に検査の結果、癌ではなかったら
何の処置も施してくれない可能性があるとのことで
ほぼ有無を言わさずもう一方の病院に行くことになり、
まずは先週行った末に今日から検査入院となったのです。

「癌ではなかったら」?

そもそも、悪性かどうかの検査が最初の病院では出来なかった以上、
癌かどうかの判断ってのも不確かなのでは???
そう。「癌ではない」ってコメントは100%信頼のおけるものではない状態なのです。

でも、自分がその立場だったらまた違うのかもしれないけど
いくらオヤジとは言え、妙に冷静なんだよね。
まだ、俺らが知らないだけで体の中では既に「白」か「黒」か出てるわけで。
だから今更ジタバタしたって仕方ないし。

オヤジも全く不安がないはずないと思うけど同様に覚悟を決めてる様子。
それより、言葉や態度には出さないけどオカンの方が心配で。
昨日もほとんど寝れなかったっぽいし。
今回の件は別として変なトコが神経質なのはオカンに似たって自覚してるほどだし。

だから、仙台に行く日に駅までオヤジに送ってもらったんで
「もし手術することになったら数日は付きっ切りになってもらうかもしれない」
「そうなったらお母さん一人じゃ参っちゃうからお前らも頼むな」なんて
「らしくない」ことを言われて。
だから、バスまでの僅かな時間にシラフで話したことないようなことを話した。

でも、大丈夫。
こういう言い方もアレだけど先にも書いたようにオヤジ以上にオカンが心配だし
その辺は俺らがサポートしていくし。

ちなみに。

その腫瘍が悪性のものではなくても取っちゃった方が安心じゃん?
けど、先にも書いたように厄介な場所にあるらしく
場合によってはかなりリスクを背負う手術になるかもしれないらしい。

ま、今からあーだ、こーだ言ってるけど全ては今日の結果次第。
手術も治療も必要ない可能性だってあるんだし。

と、自分で自分にビックリ。
それこそ父方の祖母と父の姉の旦那を癌で亡くしてるだけに
「可能性」があるのならあたふたしそうなもんだけど
免疫が出来た・・・
いや、何度経験しても免疫なんて出来るものではないけど
自分でも驚くくらい冷静なんだよね。
もっと言っちゃえば「癌なら癌で仕方ない」って。
「そうだったら今の状態から最善の治療を受けるしかない」って。

ん〜。兄貴も家を出たことだし、こんなドラ(えもん♪)息子でも
「何かあったら俺が親を見ないといけない!」って自然と思ってるのかな?

まぁ、色々言ったけど今はこの日記が取り越し苦労であることを願うのみ・・・
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