2009/09/20
「ジョン・B・チョッパー「小説ウルフルズ 青春というのなら」」 |
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「ヤッサ」で先行購入したタイトルにもある ジョンBの著書を昨日の道中で読み終えた。 ちなみに「小説」と謳ってるけどドキュメントです。ヒストリーブックです(笑) それ故に去年、トータスが出した「歌いたいんや!」とカブる部分も多数。 「ウルフルズ」誕生秘話、大阪で人気が出て来たこと、 けど、東京進出したら現実はそう甘くなかったこと、 崖っぷちに立たされた中、デモテープにオマケで録音しただけの音源が 後の「ガッツだぜ!」になり、バンドの運命を変えたこと、 「バンザイ〜好きでよかった〜」との連続ヒットで環境が大きく変わり それに順応出来ずに病んだり、その寸前にいたこと、 ジョンBの脱退、セールス・動因の低迷、そして現在・・・ とりあえずウルフルズファンならどちらかを読むことをオススメ。 但し、「歌いたいんや!」は公式サイト及びHMV等でしか入手出来ないし、 活動休止の「か」の字も無かったであろう頃の出版な分、こっちを薦めるかな。 正直、脱退当時にあったトータスとの確執みたいなことも書かれてるし (トータス自身も読んでこんな感想を書いている) ファンとしては「見たくない!」って複雑な記述もあると思うけど その分だけ「どれだけ魂を注いで来たか」ってのも分かるし。 ちなみに。 過去に書いたことあるけど俺も自然と3人になって一時離れたものの 4人になって再び戻って来たクセに3人になって最初のアルバムである 「トロフィー」が一番好きだったりするんだけどその理由もこの著書で納得。 それまで「バンド」で作って来たアルバムだったけど ある意味「ワンマン」で作った作品らしい。 だから「ヤングソウルダイナマイト」や「夢」の頃はそれまでとは 路線が多少異なるものの(セールス低迷に拍車をかけたけど・・・) 俺は好きなんだよなぁ。 そう思うと今後のトータスソロが楽しみになったりもしたけど♪ しっかし、時折書くけどファンなんてホント「自分勝手」だよな。 「イメージ」だけで語ったり、時には評価までしたり、 プレッシャーになるような期待をしたり・・・ だから時にはこういう「アーティストの本音」みたいなのを聞く(見る)と 複雑な思いを抱くケースも多いけど大事なことだとも思う。 |
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