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渡辺美里 他/ニッポン放送開局55周年記念コンサートオールナイトニッポン歌伝説 | 【ライブレポート】 | KAN/弾き語りばったり #11 〜言った、言わない〜

2009/09/19
「トータス松本/FIRST TOUR2009」
トータス松本/FIRST TOUR2009
に行ってきた♪
そんなわけで以下ネタバレ。

ちなみにこのツアー。
発表された時点ではまだウルフルズの「活動休止」は発表されてませんでした。
だから交通の便的には来月の「C.C.Lemonホール」の方が断然いいけど
「日本シリーズとカブるかもしれないから!」って真剣に思って「初日」に
こだわったわけでもなく戸田を取ったのが今となっては笑い話(苦笑)
どうにか逃げ切れそうだけど日本シリーズどころか最下位争いしてるのに(苦笑)

が。

この「笑い話」を自分で自分に拍手!
「ヤッサ」後、既にイベントでは「トータス松本」として出演してるけど
本人も「デビューしたての新人みたい」と言っていたけど
「活動休止」発表後はソロとしての「トータス松本」のスタートがこのツアーで
初日は正にその「第一歩」だと思ってたからね。

だからとっくに気持ちの整理も付いてるし、
この日を楽しみに待ち侘びていたのだが・・・

会場に入ってすぐさま思わず足を止めてしまった。
ステージにはマイクスタンド1本とギター1本。

・・・。

さすがにこの光景には「思うこと」がたくさん浮かんだ。
頭では分かっていても心では分かり切れて無かったんだろか。
「現実を突き付けられた」
第一印象を語るならばそんな一言が相応しい。

ま、ブログでバンドを従えてるのは知ってたし、
最初に1人でやったらすぐに幕が開いてバンドのセットが登場するだろうと
分かってたけどあのマイクスタンド1本とギター1本だけの光景は何とも言えなかった・・・

ちなみに開演前の場内にはずっと「キャンディーズ」が流れてた(笑)
確か、BOXを買ってたような・・・
私物か!?(笑)

そしていよいよ開演!

オープニングはそのセットから予想した通りアルバムと同じく「はじめに」。
そして、続く曲は「2曲目予想」と「アンコール1曲目予想」と半々だった「明星」。

ん〜。

ミディアムナンバー中心のアルバムなのに2曲目にして
唯一のアップなナンバー「明星」を持って来ちゃって平気なのか!?(笑)

あ、そうそう。
衣装は黒尽くめのスーツスタイル。
「ウルフルズ」ではまず無かったであろうシックでアダルティなスタイル。
それ故にそんなミディアムなナンバーに映えるし、ミディアムなナンバーも映える。

ちなみに印象的だったMCはブログの内容や服装・風貌へのダメ出しメールが
母親から来るってのも強烈だったけど(笑)、それ以上に印象的だったかな。
「歌えるのが嬉しい」
「来てくれて嬉しい」
って一言が。

いや、「ウルフルズ」の時にも奢ってなんかいなかったよ。
けど、トータス曰く「おしゃべりな人はメールも長い・返信も早い」とのことで
「ギクッ」としたけど(笑)、普段おしゃべり・おちゃらけてる人ほど
寂しがり屋だったり、繊細だと思ってるんで。
(既にこの文章が長い俺・・・苦笑)
トータスもああ見えてナーバスでセールスや動員数を結構気にするんだよね。
それで凹んだりして。
そして言った。

「俺は今日この日を死ぬまで忘れない」

「ヤッサ」のファイナルですらそんな言葉は発しなかった。
そもそもこの手の「マニュアル」っぽい発言なんてあまりしないし。
お客に対して暴言吐くことあっても(爆)

うん。
やっぱり今日が「新たな時代の幕開け」なのだろう。

ちなみに本編はウルフルズで言うところの「いい女」的位置に
付けそうな感のある「ミュージック」にて終了。
この曲を聴きながらつくづく思った。
もし、ウルフルズに立ち止まる時間が必要だったのだとしたら「今」だって。
ダサカッコ良さに惚れたウルフルズ。トータス松本。
けど、今日のステージにいたのはウルフルズのトータス松本ではなく、
ソロアーティストとしてのトータス松本だった。
20年という期間が、40代という年代が、ウルフルズの活動休止が、
ダサカッコ良いトータス松本ではなくただのカッコ良いトータス松本うを作っていた。

と、新たな幕開けに耽っていたら・・・

敢えて書かない。
行った人だけの特権としておこう(苦笑)
とにかくアンコールでのトータスに脱帽(苦笑)

結局、ウルフルズだろうが、ソロだろうが、
トータス松本は「トータス松本」なんだと痛感。
良くも悪くもね(苦笑)
ま、ミディアムナンバーが中心と言ってもウルフルズ・トータスのライブに
湿っぽいのは似合わないしね〜♪
ただ、「いつまでも『呪縛』から抜け出せないのだな」とも感じた・・・

ラストはしっとりと「夢ならさめないで」。

と、思ったら・・・

それこそウルフルズのラストとカブっちゃうけど
「いい女」を思わせるような一度引っ込んだトータスを呼び戻す構成はいいとして
しっとりバラードがいつの間にかロック調に・・・(笑)
あんなアレンジしちゃいますか・・・(笑)

最後に総評として。
もちろん、ウルフルズの中に好きな曲は数え切れないほど存在する。
だからいつの日か、活動再開して欲しいし、すると信じてる。
ただ、今日のライブで「ウルフルズ」だろうが「トータス松本」だろうが
「死ぬまで歌っていくぞ!」という姿にいい意味で「型」はどうでも良くなった。

「この人が歌い続ける限り聴く」

たったそれだけのことなんだよね。
過去にカバーアルバムをリリースし、ツアーもしてるけど
言ってみればそれは「企画物」。

「トータス松本」というがアーティスト才能を放ち、
「ウルフルズの〜」では無く「トータス松本」って認知が為されるか未知だけど
今日この日からどれだけ変化していくかを思うと楽しみ!
正に新人歌手のようにね(笑)


01.YOU SEND ME〜はじめに
02.明星
03.いつもの笑顔で
04.涙をとどけて
05.ゴースト
06.ねむらないぜ
07.Honey(上戸彩提供曲のセルフカバー)
08.のぞみ
09.みいつけた
10.花のように 星のように
11.This Little Lightof
12.エビデイ
13.僕がついてる
14.ミュージック
<Encore>
15.Mustang Sally
16.夢ならさめないで

Happy
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そうそう。
ツアートラックのナンバーが「千葉」だった!
だったら千葉でスタートを切って欲しかったよ〜(ToT)

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経費(笑)節減の為にALL電車にしたけど往復5時間。
高速バスが出来る前は当たり前のようにやってたけど
高速バスに慣れた今じゃキツイ。。。
けど、高速バスが出来てなくてもやっぱり当然のように
往復それだけ掛けてライブに行ってるんだろうけどね(笑)
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