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2009/06/27
「生き続ける作品」
既に誰もが知っているであろうけど世界的大スターである
マイケルジャクソンが日本時間で昨日の早朝亡くなった。

正直、先月の清志郎さんに続いて「代表曲しか知らない」ってレベルである。
でも、共に日本の、世界の、ミュージックシーンを支えた偉大なる人物。
そういう点で一音楽ファンとしてとても残念に思うし、
共にまだ若かっただけにまだまだ沢山の作品を残して欲しかったとも思う。

ちなみに清志郎さんが亡くなった時に自分のリスペクトするアーティストに
清志郎さんをリスペクトする人が多いと書いたと思うけど
それだけにそれからしばらくは日参ブログの中でも清志郎さんのことに触れ、
受け止め切れずにただただ嘆いてる人も見てきた。

そして昨日。
やはりアーティストを中心に日参有名人ブログの中でも多く、
マイケルの死のことが取り上げられていた。
「コンサートに行った」「映画を観に行った」等々、
それぞれの思い出が綴られているものもあれば、
「マイケルのライブ映像に衝撃を受けてこの世界を志した」と、
「マイケル・ジャクソン」という人間が存在しなかったら
アーティストとして存在しなかったかもしれない人すらいた。

幸いにして「ファンだ!」と公言するほど好きなアーティストが
天国へと旅立った経験がないから書けることかもしれないけど
ふと、ある人の、ある言葉を思い出したので引用してみる。

それを聞いたのは時は1996/5/31。場所は日本武道館。
そう。プリプリの解散ライブだ。
途中で奥居(現・岸谷)さんがこう言った。
(文字起こしでなく記憶で書いてるので多少の表記違いはご了承下さい)


 今日を持ってプリプリは解散します。
 「解散をする」ってことはこの世から「プリプリ」っていう集合体がなくなり、
 これまでのように5人での楽曲制作やライブ活動をすることがなくなります。
 けど、今まで私たちが作って来た作品っていうのは残っていくものだし、
 解散だからと言って明日になったらCDを隅っこに追いやってしまわずに
 これからもプリプリの音楽を聴き続けて欲しいし、愛し続けて欲しいし、
 今はまだ音楽を聴かないような小さな子供が成長した時や、
 ここにいる人たちにいつか子供が生まれた時には
 「こんな女の子5人組ロックバンドがいたんだよ」
 「こんな曲を歌ってたんだよ」と言ってCDを聴かせてあげて
 プリプリの音楽がいつまでも生き続けたら私たちの最高の幸せです!


ちなみにこのMCの後に「M」を歌うという反則技を使われましたが(笑)
涙を堪えられるはずがない。。。

先にも書いたように自分自身は崇拝するアーティストの死に直面したことはない。
だから想像も付かないし・・・って言うか想像もしたくないけど
色んな思い出、好きな曲の数々が頭を巡って一晩泣き明かすことでしょう。

でも、「生」を受けた者はいずれ「死」を迎える。
これはどうすることも出来ない運命。

だから、もし、そんな場面に直面するという悲しい出来事があった時は
散々泣いた後は上の言葉を思い出して前を向いて歩きたい。
この世に残してくれた宝物の数々は決して色褪せることがないのだから・・・

そして言いたい。
嘆きや悲しみの言葉の羅列ではなく、
「生まれて来てくれてありがとう」と。
そして、自分自身、同じ時代に生まれ、
出会えたことに感謝をしたい。
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