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2009/05/17
「容疑者Xの献身」
映画じゃないよ。
キャラメルボックス」の舞台を観に行って来ました〜♪  

ちなみに俺。
映画や小説への興味は波があって。
なのでこの作品も名前は知ってはいたけれど
原作も映画も観ていないし、どんな作品なのかも
まーったく知りませんでした(汗)
観る・読む時はドドッと観る・読むんだけどね。

まぁ、ライブ鑑賞・観劇・野球観戦・ジョギングとやってりゃ
他に目を向ける余裕が無いでしょ。フツーに(苦笑)

そんなわけで上演決定の段階から色んな意見が飛び交っていたけど
まず、キャラメルにしては価格設定が高めなのが気になった。
けど、会場に入ってみれば今までにないくらい豪華なセット。
しかも、回転式になっていて最初に思った以上に凝った造りだった。

肝心のストーリーだけどまずはオフィシャルから引用。
高校の数学教師・石神哲哉は、ある夜、不審な物音を聞く。
アパートの隣室に住む花岡靖子の部屋で何か起きたらしい。
石神は靖子の部屋のドアをノックする……。
隅田川の河川敷で男の死体が発見される。
捜査に乗り出す警視庁捜査一課刑事・草薙俊平。
やがて、捜査線上に、被害者の元妻・花岡靖子が浮かび上がる。
草薙は大学時代の友人で、帝都大学理学部物理学科の
准教授・湯川学に協力を求める。
湯川は靖子の隣室に住む男の名前を聞いて、顔色を変える。
石神哲哉。それは湯川の大学時代の友人、
そして、湯川が出会った中で最高の頭脳を持つ男だった……。
「東野圭吾」と言えば真っ先に浮かぶのが「手紙」。
何かの映画かTV-CMを観て思ったのか。
頻繁に「コレ観たい!」って映画があるわけじゃないけど「手紙」はそう思って。
まぁ、結局観に行けず後にDVDで観たんだけども。  

・・・遅い?
観終わって「『手紙』っぽいなぁ」と思ったけどそりゃそうだわな(苦笑)
でも、今回の原作が東野圭吾だってことすら曖昧だったもので(汗)
なので、終演後に思わず原作本を買って「あ!」って(苦笑)

そんなこんなの今作。
キャラメルには珍しいサスペンス物だからなのか。
ゲストが3人もいたからなのか。
既に映画等で多くの人の目に触れてるからなのか。

普段よりも真剣さを感じた・・・
なんて書いたら普段が適当っぽいか(笑)
ん〜。
何て言葉が的確なんだろうか。
ポイント、ポイントにキャラメルらしさを交えながらも
迫真の演技・・・
ってこれも普段が適当っぽいか(苦笑)

と、思っていたらお供の1人が言った。
「シリアス」って。
そう!
シリアス!!
これが言いたかったんだよ!!!

ストーリーがストーリーだけにシリアスさが出るのは当然だけど
各人のこれまでに見たことのない一面を垣間見た気がする。

それにしても西川さん。
観劇前に今秋上演の「さよならノーチラス号」の過去のビデオを観た話をしてて
「最初は小6役!?って驚いたけどすんごいハマってた」なんて話してたけど
純真無垢な小学6年生役がピッタリかと思えば、
数学の研究に余念がない高校教師でありながら殺人者という役までピッタリ。
以前からキャラメルに欠かせない人物だと思ってはいたけど改めてそう思った。

それにしてもこの作品。
色々と考えさえられる。
ある角度から観れば感動作だけど、違う角度から観たら秀逸なサスペンス、
更にまた違う角度から観たら現実の事件を投影させて怒りが芽生えるかもしれない。

ってことで、かなり原作に忠実に作られてたらしいし、
ついつい終演後に原作を買ってしまった・・・(苦笑)

なのでそちらの感想も追々。

容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋
売り上げランキング: 572
-------

それにしても今回のみきまる・・・(笑)
「殺菌消毒済」だそうです(笑)
容疑者Xの献身
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:: comment ::
この小説、大好きなんだよー目がハート
最後の最後で、こう胸にグッとくる・・・何とも消化しきれない思いが残るんだけど、それがいろんな想像・想いを掻き立てます。

映画はあえて見てないんだけど、舞台でするとなるとどんな感じなのかな。
想像がつかないなぁ。
まさか、ドラさんのブログでこのタイトルを見るとは思いませんでしたw
      by  しゃら  at  2009/05/19 8:55:45
むむ。
俺は俺で「意外な人からのコメントだ!」と驚きです(笑)

ちなみに3人で観に行ったんですが1人は原作・映画共に観ていて、
もう1人は原作のみ見ていたんですが、共通の意見として
「先に舞台を観た方がいいと思う」ってことでした。舞台を観る前から。

恐らく「これは舞台では演じ切れないだろう」ってシーン等があって
舞台→原作の方が楽しめるってとこでしょうけど。
逆を言えば原作→舞台だと満足し切れないという・・・
けど、ほぼ原作に忠実だったようです。
(もっともこの劇団は原作のある演目の場合はかなり忠実ですが)

ただ、自分も書いてるし、しゃらさんも書いてるけど
読み手によって色んな解釈が出来る終わり方だったし、
更に細かな描写もあるだろうからまだ読み始めてはいないけど
楽しみにしときま〜す♪

余談。
「原作に忠実」と書きましたが、ストーリーの中に
ネズミや犬が出てきてもフツーに人間が演じてて
原作を読んでから観ると「プッ」ってなる時もあります(笑)
でも、不思議と「え〜」ってのは最初だけで観てる内に
人間が演じるネズミや犬も違和感なくなってるんですけどね。
      by  ドラ  at  2009/05/19 11:32:29

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