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最高の人生の見つけ方 | 【演劇・映画・ドラマ・本】 | R2C2〜サイボーグなのでバンド辞めます!〜

2009/04/12
「演劇集団キャラメルボックス」
個々の演目では無く劇団全体についてたまには語ってみようかと。

某さんにビデオを借りてどれくらいになるだろう?
既に1年くらい経ってそうな・・・(汗)
けど、演劇のビデオは観るなら一気に観たいから
なかなか時間がなくってね。
でも、本日まとめて観ることにしまして。
まぁ、3本目に突入した時「ゴメン、ギブ」て感じだったけど(苦笑)

初めて演劇を観てから10年以上、コンスタントに観るようになってから
5年以上が経過してるし、年々観劇の機会も増えつつあります。

でも、去年辺りからうっすら感じ始めててね。
その結果、ブログ上で宣言したっけか?
それとも一部の演劇仲間だけに宣言したんだっけか?

とりあえず。

しばらくは「キャラメルボックス」のみであとは余程観たい芝居以外は
観に行かないように心掛けている状態であります。
その間にも惹かれる演目はいっぱいあったけどそこはグッと堪えてね。

ってのも、「あの終わり方は納得行かない!」とかいうんじゃなくて
内容そのものが理解出来ない演目ってのも多くって(汗)
かと言って、その舞台を観に行った人のブログを観ると評価は高くって。

それで思ったんだよね。
「俺は演劇に関してはまだまだ素人だな」って。

そんな矢先にどの演目だったかなぁ。
キャラメルを観た時に「安心して観れるなぁ」って実感して。

ちなみに話は逸れるけど「水戸黄門」。
我が父は大好きで何があろうとその時間になれば有無を言わさずチェンジ。
でも、半ば飽きれながら言うんすわ。
「どうせ、どんなピンチを迎えたって最後は無事にまとまるんじゃん」って。

・・・。

キャラメルもそうじゃん(汗)
基本は終始ハートフルなものだけどたまにあるアングラな演目も
最後はハートフルで涙を誘うものだよね。
そこに安堵感を感じたんだけども。

そしたらタイムリーにもキャラメル仲間の1人が言いまして。
「『キャラメルなんて子供が観るもの』って言われてる」って。
正直、半分くらいキレ気味気味に言ってたからとても口に出せなかったけど
同じことを感じ始めてた時期だったんだよね。
正に「水戸黄門(実は嫌い・汗)と一緒だな」って。

要は結論は一緒なんだよね。
それを分かってるのに感動して涙することも多数なんだよね。

ただ!!!

結果は一緒でも過程が同じかと言ったらそれは全て違う。
そして、結果ももちろん大事だけど「過程」の大事さを感じて。
(野球だってそう思ってるから「結果が全て」とだけは思ってない)

だから、周りの評価が良かろうとも俺がチンプンカンプンな芝居は
観たところで何の意味があるんだろうかって。
それで今年はキャラメル以外は余程のことが無い限りは
観に行かないように自粛してるんだけどね。

いや〜、キャラメル。
やっぱり水戸黄門っすわ。
結末はワンパターンなんだよね。
でも、その過程だったり、ワンパターンながら飽きさせない演出。
それはそれで難しいことなんじゃないかな?

とりあえず今日見た
「さよならノーチラス号」と「ケンジ先生」。
どちらも何度も再演してるお馴染みの演目だけど
やっぱり思う。「キャラメルは安心して観れる」って。

演劇玄人?
キャラメルは子供の観るもの?
大いに結構!

生まれた時から大人な人間がいるか?
みんな生まれた時は純粋無垢な子供でしょ。
だから俺は今はまだその基礎固め。
キャストで惹かれて行ってもストーリーに付いてけなきゃ
何の満足度も得られないもん。
有名役者こそ少ないけど俺にとってのキャラメルって
演劇の魅力を教えてくれたものだし、「玄人」になろうとも
大事にしたいと思える劇団だと痛感したわ。
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