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未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜 | 【演劇・映画・ドラマ・本】 | きみにしか聞こえない

2008/11/15
「珈琲時光」
を観た。

先週、「未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」と共に借りてきたんだけど
週末に観きれなかったので返却ギリギリの今日やっとね(苦笑)

ちなみにこれ。
知ってる人は知ってるだろうけど(当然)一青窈が主演です。
それでついついこれも手に取っちゃったんだけどね(苦笑)

まずは第一印象を。
ストーリーそのものは全く違うけど描写と言うのかな。
撮り方が「誰も知らない」を思い出させる作品だった。

映画に限らず、ドラマや演劇、漫画だってそう。
「完結」を迎えるものならば折れ線グラフで表現すると
波が出来るのが普通だけどこれは一定。

「誰も知らない」を観た時に書いたと思うけど演技・作品と言うより
あるターゲット(この作品で言えば一青窈だけど)に的を絞って
日常の生活をそのまま撮ったような作品。
もっと言っちゃえば盗撮(笑)ってくらい淡々としているし、
折れ線グラフで言うとこのてっぺん。
言わば「山場」と呼べるようなシーンもなくただただ過ぎていく感じ。

それだけに受け止め方は賛否両論様々だとは思うけど
個人的にはここんとこ演劇でこの手の感想のものが続いてるけど
「難しい」ってのが率直な感想。

ただ、不思議なもので淡々としていて山場もない映画だけど
出てくる街だったり、風景だったり、小物だったりに懐かしさがあったり、
何気ない人間関係、会話に「心地よさ」みたいなものを感じて
テーマが分からないなりにも退屈をすることもない作品。

しっかし、重ね重ねになっちゃうけど「誰も知らない」もそうだったけど
演技も含めて「作られた」感がなくて日常生活をそのまま撮ったような自然さ。
そういう意味では「きょうのできごと」にも近いのかな。
まぁ、あれは悪い意味でなく「作られた」感はしっかりあったけど。

うん。ココロが荒れた時に観ると安らぎそうなそんな作品。

珈琲時光
珈琲時光
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