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25年後の磯野家 | 【演劇・映画・ドラマ・本】 | 珈琲時光

2008/11/09
「未来予想図〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜」
冴えない天気だったし今日は家にこもってこのDVDを観た♪

まずはストーリーをAmazonから引用するとこんな感じ。
さやかと慶太が出会ったのは二十歳の時。
卒業旅行でスペインを訪れたふたりは、
サグラダ・ファミリアで約束をする。
10年後、手をつないで、またここに来よう。
それがふたりの未来予想図だった。
だが就職後、その未来予想図に大きな転機が…。
恋人、仕事、夫婦、親子、それぞれの“愛”を伝える
ハートウォーミング・ストーリー。
ヘルメットを5回ぶつける、テールランプを5回点滅させる
あなたの「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」は、大切な人に届いていますか。
まず初めに思ったこと。
「10年前に観たかった」ってこと。
それくらい初々しいと言うか、青いと言うか・・・

でも、よくよく考えたら「卒業してから三度目の春」だもの。
そういう時期を描いているんだよね。
それ故に当時だったらもっと入り込んで観たであろう部分も
今だと客観視してしまっている部分はあったかな。
だからラストシーンも10年前だったらボロボロだっただろうけど
ホロッとキた程度で済んだし(苦笑)

と、書くと凄く冷めた視線で観ているようだし、
ストーリー自体がいまいちそうに聞こえるかもしれないけど
そういうわけでもないんだよね。
多分これが更に10年後に観ていたらまた違った感想だっただろうし。

10年前に思い描いていた未来予想図。
そして今現在の状況。
今、思い描いている未来予想図。
そして未来に対する期待や不安。

ただのラブストーリーではなくそういう部分も考えさせられたかな。
皮肉にも一旦は二人を引き裂いたものはそれぞれの「夢」の実現だったりするし。

そんなわけで観る人の年代や状況によって受け止め方・感想が
大きく異なりそうなストーリーでその辺にも興味があるかも。

ちなみに。

こんな淡い恋愛話どころかむしろおバカ話なんだけど
「ア・イ・シ・テ・ルのサイン」体験談があってついつい当時を思い出して
ヘルメットを5回ぶつけるシーンにはついクスッと笑った。

うん。「10年前に観たかった」なんて書いたけど10年前ならもっと
見終わった後は熱くなってたのが今は冷静視してはいるけど
当時に観てたら感じることのないハートウォーミングさはあったし、
何よりも初々しさを思い出させてくれるようなストーリーだったかな。

未来予想図 ~ア・イ・シ・テ・ルのサイン~【通常版】
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