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2008/03/16
「きみがいた時間 ぼくのいく時間」
観に行って来ました♪

まず原作。
今公演が決まる前に読んでいたのですが、
過去にクロノス物は何作も上演されてきたし、読んで来た。
でも、この作品が一番好きでした。

過去に飛ぶことで発生するリスク。
けど、愛する人を救う為ならばそれも厭わない。
それはどの作品にも共通するし共感もする。

しかし、この作品は「その時」はすぐに訪れない。
39年という長い長い時を経てそうやく迎える「その時」。
しかも、願いが達成した時に幸せを噛み締めているのは
そこにいる自分ではなくもう1人の自分。

だけどこの彼にはそんなことは関係ない。
愛する人を救いたい。その一心。
そこに酷くココロ打たれる作品。

ちなみに今回キャラメル史上初らしいけれど休憩を挟みました。
そして第二幕。
記憶の限りではかなり脚色されていたような・・・
更には読んでから時間が相当経過しているので細かな点までは
正直、覚えていなかったけども帰宅後に当時の日記(上記リンク)を読んで
肝心な点を思い出した。

彼女に会うことなく姿が消えてしまう。

劇中にはないシーンの話になってしまうけど
確かに彼の願いは達成したかもしれない。
彼はそれで満足だったのかもしれない。
けど、39年もの長い間も変わらず思い続け、
ようやく救うことが出来るのに「少しだけ2人きりになりたい」という
小さな願いを達成することなく。。。
「究極」だよね。

ちなみにそんな「彼」を演じたのは三年振りに登場の上川隆也。
より楽しみにしていた公演&キャスト。

でも。だけど。
他の役者さん(岡田さんとか)で観たかった気もするかな。
どうしてもTV等でのイメージが出来ちゃってるし、似合ってるだけに
そつのない感じが逆に物足りなさみたいなのがあったかな。
それに加えて恐らくキャラメルと言うよりは上川さんファンなのだろう。
キャラメル(ってか演劇全般のはずだけど)の現場では
「しつこいと思われてもいい」(笑)ってほど毎公演注意している
「絶対にしてはいけないこと」を連発する人が後ろにいてねぇ・・・
よっぽど「おしずかに」ティッシュを突きつけようとしたんだけども(-_-;

そうそう。そんな涙、涙の演目ではあったんだけども
原作ではなかった(重要度低い)シーンだった気はするけど
カメオ職人や質屋、ウェイター等、
キャラの濃い登場人物もいて笑いどころもきちんと用意(笑)
ん〜。あのカメオ職人を見ちゃうと「秋沢は岡田さんが・・・」なんて意見も
すっ飛んじゃうんだけどね(苦笑)

あ。それと忘れちゃいけない。
今作は驚くほどセットが豪華だった。
公演期間も二ヶ月と驚くけどそれだけ力を入れてる証拠かな。
実際それに値する作品だと思うけど。

きみがいた時間 ぼくのいく時間-タイムトラベル・ロマンスの奇跡-
梶尾 真治
朝日ソノラマ
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チケット 6300円(累計:49550円)
グッズ   100円(累計: 1600円)
交通費  3280円(累計:89120円)

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きみがいた時間 ぼくのいく時間
観劇後は恒例の「COLD STONE」♪
やっぱりベリー系は必須だ。
あのフレッシュさが最後まで甘さ・しつこさを感じることなく
美味しく食べれるんだよな〜。
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