１０ｙｅａｒｓ

2005/01/17
「１０ｙｅａｒｓ」

♪あれから１０年も　この先１０年も
　振り向かない　急がない　立ち止まらない
　君だけを　僕だけを　愛した時を
　今も誇りに思うよ　ずっと誇りに思うよ

早いもので今日で阪神・淡路大震災から１０年が経つんですね。
その１０年前の今日。僕が何をしていたかと言うと・・・
正直言って全く記憶が無いです。
関東も若干揺れたかどうかすら覚えて無いし、揺れたにしたって寝てたでしょう。
そして普段通りの起床後に目に飛び込んで来たＴＶの映像。
ハッキリ言ってしまえば僕の目には「バーチャル」な世界にしか思えませんでした。

いや、あの地震だけではないです。
「地下鉄サリン事件」「ＮＹ同時多発テロ」「中越地震」「スマトラ沖地震」ｅｔｃ・・・
その後も大きな被害を生んだ災害・事件ってのは色々とあったけれど
やっぱりいつでも「バーチャル」な世界での出来事にしか見えないんだよね。

あの地震から何年か経ってネットをするようになってから何人か神戸の人と知り合い、
その中で「自宅マンションの非常階段が崩れ落ちた」って話を聞いたことがあった。
その時に初めてあの地震をリアルに感じたし、初めて恐怖を感じたのを覚えてます。
当時は毎日当たり前のように昼休みにチャットをしてた相手だったけれど一歩間違えば
知り合うどころか存在すら知ることが無かったかもしれないんだよね。
前日まではいつもと変わることのない当たり前の日々を過ごしてたのに・・・

ちょうど１０年ってことからか最近やたらとあの地震を題材にした番組が目立つ。
その中で実話に基づいて作られたドキュメントドラマのようなものを見たんだけど
スゴイ胸が苦しくなったよね。
一瞬の出来事が生んだ被害があまりにも大き過ぎたことを今更ながらに痛感したし、
こんなこと言ったって何も始まらないけど「予知さえ出来れば」「あの時間でなければ」って
恐怖も被害も間接的にしか知らないヤツでさえ何度もそう思ったし。

ちなみに何処ぞの地震研究家だか何だかって人が次は南房総が危ないと言ってるとか。
ま、そんなんは今までアチコチ言われてきただろうけど・・・ねぇ～(汗)
「バーチャル」が「リアル」になったその瞬間、自分はどうなっているんだろうか。
家族や友達はどうなっているんだろうか。その時に自分は何を思うんだろうか。
そんなことを最近ふと考えちゃうんだよね。

人的被害ももちろん怖いけど相手が自然となるとねぇ・・・
「リアル」な世界で起きることはもちろん、「バーチャル」な世界でももうウンザリ。
これまたこんなこと言ったって何も始まらないけど台風が来る前に吹き飛ばしちゃう
２２世紀のような世界が一刻も早く現実のものになることを願っちゃうよ。マジで。

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スピッツ「三日月ロック」
「スーベニア」は車でも聴いたんで今夜はコレ♪
もう一度聴きたい曲だらけだけど中でも「夜を駆ける」と「ガーベラ」は激しく聴きたし。
この２曲だけでも昇天出来ちゃいますヽ(´▽｀)/

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