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2007/08/21
「SHALP」
「SHAP(シャープ)」ではありません。「SHAP(シェルプ)」です。
今日はちょいとコアなネタを。

過去にも書いたことあるけどワタクシ「ASAYAN」好きでした。
ASAYANから誕生したアーティストたちは現在では細々と活動する人も含め
今でも動向が気になるし、これからも応援したいのです。

が。

番組からデビューした人たちだけが番組を作ってたわけじゃないんだよね。
残念ながら落選したけど才能を持った人は多くいたわけだし。
初代モー娘。の5人やEXILEのATSUSHIですら落選組だしね。

ならばもっと突き詰めてみよう。

そうやって落選後すぐにオファーがあってデビューした人も何人かいたけど
それもなく、番組も終わってしまい、埋もれてしまった才能もあると思うんだよね。

そう。一人だけどうしてもデビューさせたかった子がいるんだよね。
あるオーディションではテレゴング制だったから時間の許す限りTELしまくったし。

その子の名は中富和美。
何度も最終選考に残りながらもデビューを掴めなかったのは
運・タイミング・チャンスetc・・・
そういうものに縁が無かったのかもしれない。
それも実力の内と言える厳しい世界なのかもしれない。

でも、圧倒的な歌唱力にいつの日かCDでその歌声を聴きたいと
まだ素人の彼女のファンでした。
しかも、好奇心だけで応募してくるようなチャラチャラした参加者とは違って
働いている工場の休憩中にも熱心に歌の練習をしていた姿や
「うちは母子家庭だからヴォイトレとかにお金を使えない」みたいな
コメントを堂々と残してたのも印象的だったし、
そういうハングリーさが絶対に肥やしになると思ってた。

しかし、結局デビュー出来ないまま番組は終了。
でも、何年か後に企画物のCDに参加したことを知ったんだよね。
「ようやく認められたんだ!」ってすごく嬉しかったけど。

が。

珍しくもないけどそれっきりぱったり。
番組放送時のデビュー組でもそんなパターンはよくあるし。
だけど、時々思い出したように検索しちゃうんだよね。
絶対に歌手になるっていう確信があったし。なるべきだし。

そしたら。

一時は事務所で色々あって休業していたけどバンドとして春に再始動したらしい!
そのバンド名こそが「SHALP」なのだ。
遠回りしちゃったし、今では番組のバックアップも無いけど
評価する人がいて、いるべき場所に納まったのが嬉しいね〜♪

ちなみに。

モーニング娘。の誕生のきっかけとなったオーディションや
鈴木あみが合格したオーディションでもいい線まで行ったんだよね。
ってことは、もしかしたら今頃ハロプロやエイベックスにいたかもしれない。
誰もが名前を知っているアーティストになってたかもしれない。

けど、個人的な意見を述べればこれで良かったのかも。
事務所やレコード会社の色に染められるのではなく、
彼女の色に染めて欲しいからね。
ああいうアイドル性・スター性も重要だとは思うけど
「心」とか「魂」ってキーワードの方が似合うモノを持ってたと思うし。

それにしても凄いやね。
歌手に懸ける想いは相当なものだと当時から感じていたし、
歌うべき人だとも思っていたけど厳しい世界だということも痛感。
けど、諦めずに夢を追い続けて遂に実現。
こういうサクセスストーリーがあの番組の好きなところだったけど
最初のオーディションから10年だよ。泣かせるじゃんか。

ライブ中心の活動をしてるみたいだし是非観てみたいね。
きっとこの10年で更に実を結んでいい歌を唄ってるんだろうなぁ。

SHALP公式サイト→http://www.shalp.net/
中富和美ブログ→http://blogs.yahoo.co.jp/kazuminakatomi1223
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