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うたの木「SEED」
2004年11月3日(水) 品川教会グローリアチャペル

+ 開演前 +

軽くお茶(※お酒ではありません)を済ませてから
会場へと向かおうとしたのだが・・・
ちょっとしたハプニングにて一気にテンションアップ(笑)
マジで会場にいて欲しかったなぁ〜(謎)

さて初めての試みとなる会場だけに造りが気になったが
思ってた以上にフツーな感じでした。
けど広さは外から見ても普段と違うことは歴然。
そしていざ中に入ると妙に厳粛な雰囲気。
更にはSEまでもが普段と違うことを物語っていて
美里ライブで久し振りに緊張感を味わった気がする(笑)

+ ライブ +

1.My Revolution
2.ランナー
3.It’s Tough
4.BELIEVE〜seasons"冬"ver〜
5.悲しいね
6.キャッチボール
7.Moon River
8.悲しくてやりきれない
9.Blue Butterfly
10.amagumo
11.冬の星座
12.Gift
13.10years
14.NUDE
15.グッとキレイになりましょう
***** ENCORE *****
16.THE ROSE
17.ソレイユ
18.きよしこの夜 

意外な曲からのスタートに驚きました。
ちなみに今回はパーカッション・ピアノ・ギター・ベースという
4ピースのシンプルな構成。
それだけに各曲にもアレンジが施されてました。

続く2曲目。個人的にはかなり嬉しい選曲!
久々に聴いた上にこういう場で聴けたことが
とにかくひたすら感激だった。

そして続く3曲目。一瞬「何だろ?」と考えてしまった。
ジャズの香りがするアレンジで何ともムーディー。
このキャパ、この雰囲気、このアレンジ。
いずれバーとかでグラスを傾けながら聴きたいっす!

そしてそして「悲しいね」。
時期的にも予想はしていたけどこれまた嬉しい選曲。
パッと聴いた感じでは「BELIEVE」以上に
「冬」を感じるアレンジだった様な・・・←曖昧

それから「キャッチボール」!
この曲はひたすら驚いた。意外どころじゃないでしょ〜。

その後は青蝶やらうたの木シリーズからの選曲。
「Cafe’Mocha」収録曲に関しては「cafe voyage」で
これに近い構成で聴いてはいたから違和感無かったが
青蝶収録曲に関しては西武でしか聴いたことないので
この構成で聴けたことに更なる感動!
中でも「Blue Butterfly」のアレンジは良かったなぁ〜。

それ以外で印象に残ったのは「THE ROSE」。
初代うたの木は不参加だったので生で聴くのは初。
しかも今回は合唱用に「冬の星座」の歌詞が配られたのだが
その隣に和訳が書いてあり内容を把握しただけに
「悲しいね」に次ぐ感動ポイントだった。

そしてラスト。「きよしこの夜」。
教会ということもあり「少し早いけど」と言いながら
アカペラ&ノーマイクで突然歌い出した!
場所が場所だけにもう・・・(涙)

+ MC +

オリジナルのMC(?)と言うよりは事前に集めた
アンケートを紹介しながら話していく感じだった。
中でも印象に残っているのが「来年したいこと」に
「イルカに触りたい」という回答に対して美里自身の
イルカ体験を語った上で触ったことある人に感想を求めたら
何とその相手がイルカのお医者さんだと判明!
これには美里も
「すご〜い」とひたすら驚いていた。

ちなみに続くアンケートも偶然にも学校の先生だった。
それに対して
「今日は先生の集まる日なの!?」
「隣は先生だと思ってもいいんじゃない!?」と更に驚き、
「先生♪」「先生♪」と自分から言っておきながら
「何かヤラシイ。オジサンみたい」とセルフツッコミ(笑)

アンケートで他に印象が残っているのはディナーショーの
話が出たと思ったら「私は私の大切な人と過ごすので美里さんも
素敵なクリスマスを過ごしてください」との内容に会場大爆笑(笑)
気になる美里と言えば
「「ドナドナ」歌いたくなっちゃったなぁ」
やや膨れ気味だったのが可愛らしかった(笑)
ちなみに別箇所でのインフォメーションの際にディナーショーの
話をする時も横目で見ながら
「誰かが来れないと言っていた」
前置きをしながら紹介したりもしていた(笑)

そうそう。似たような内容で「大爆笑したエピソード」に
「今日は熱い「恋するパンクス」が聴きたいと主人が言ったこと」
いう回答に対して
「ゴメンナサイ。今日はしっとりなので」と謝罪し
「それなら大晦日の長崎どうですか?」と軽く誘惑(笑)
それに対して思いっきり手で×を作って返したご主人(笑)
これにも
「何もそこまでバッテンで返さなくったって〜」とか
「放送で○○さんのご主人〜なんて呼び出しませんよ〜」
再度かる〜くふて腐れ気味(笑)
いや〜こういうアットホームさも今までに無い感じで良いね♪

・・・思い出すと出てくる、出てくる(苦笑)
読もうとしたアンケートの回答者に呼び掛けても反応が無い為、
何度か呼び掛けたが無反応で
「幻の人だ」と諦めたかと思いきや
突然
「じゃ〜○○ちゃんって人と付き合ったことのある男の人!」と。
しかしこれまた会場無反応(笑)
これに対して
「そういう時は全員手を挙げないと〜」とお叱り(笑)

終始こんな「キャッチボール」が繰り広げられていた。

あ。「キャッチボール」で思い出した。
この日はカメラが入っていたのだが会場が会場だけに
「気になると思うけど目で追わず自然にしててね」とご指導(笑)
その後で突然
「私だけを見て!」なんてことを言い出した(笑)
そして
「私生活でも言ったこと無いセリフのに言っちゃった」
やや照れ混じりな笑顔を浮かべてたのも可愛らしかった(笑)

+ 終演後 +

一番聴きたかった「truth」は結局聴けなかったけれど
終わった時の満足度は相当なものでした。
マイクを通さなくても吐息まで聞こえて来そうな空間の中で
美里の天然の楽器を存分に生かすようなバンド構成と
距離感を感じさせないライブの構成にひたすら酔いしれた。

確かにスタジアムに立つ美里もロックしててカッコイイけど
こんな厳粛な雰囲気で客の緊張も伝わってくるような中でも
堂々と歌い上げる姿に「全身歌手」を感じた。

スタジアムやホールでの熱いライブも続けていって欲しいが
同時にこういうスタイルのライブの機会も続けて欲しい。
ココロの底からそう思えるほど美里の「うた」の世界を
満喫出来るライブだった気がする。
これを横浜でも体験出来るかと思うと・・・(涙)
とりあえず横浜では「ドラさんいらっしゃいます?」を目指そう
(笑)