Back

うたの木2003 cafe voyage
2003年5月17日(土) 千葉県文化会館

+ 開演前 +

ツアーがスタートしてから早半月。けど自分にとっちゃ長かった・・・
何が辛かったって「禁・ネタバレ」ですよ(苦笑)
今回は事前から「何かが違う」とわかっていたけど何が違うのかがわからない。
そんな訳でレポートやネタバレ掲示板を何度見そうになったことか・・・
よく頑張った!自分♪ってな訳でようやく当日を迎えました。

ちなみに今日は驚きの2列目ですよ。2列目!!!
だからって訳でも無いが早く行き過ぎて誰もいない会場で持て余してました(笑)
しばらくしてから他の人とも合流してまったりと談笑タイム♪
しかし開場時間を勘違いしていて最後はバタバタと慌てて入場(笑)
・・・初日から何をやってんだか(苦笑)

余談だけど席に着き周りを見渡すとやっぱり知ってる顔を発見(笑)
人知れず参加するのは今や無理なのだろうか。
う〜む。嬉しいような、怖いような・・・(笑)

+ ライブ +

1.My Love Your Love
2.すき
3.跳べ模型ヒコーキ
4.あなたのとりこ
5.ソレイユ
6.Moon river
7.Steppin’Now
8.小指
9.十六夜の月(朗読)
10.蘇州夜曲
11.ムーンライトダンス
12.もっと遠くへ・・・
13.egoism
14.悲しいね
15.虹をみたかい
16.My Revolution
17.世界で一番遠い場所
***** ENCORE *****
18.夏が来た!
19.サンキュ

全体的に驚く箇所は非常に多かったけどやはり一番は「十六夜の月」でしょう。
他の曲同様にイントロが流れたかと思うと美里の口からは詩の朗読。
静かな音色に乗る朗読はこのまま寝てしまいたくなる心地良さでした。
幼い頃に絵本を読んでもらった記憶、子守唄を歌ってもらった記憶。
そんなものが蘇って来そうな不思議な感覚に捕らわれました。

それと一番の感激は「あなたのとりこ」でしょう。
これはホント生で聴きたいと切望していたので嬉しかったです。
しかもあのCafeをイメージしたセットの中だったので喜びも倍増。
正にフランスのオープンカフェにでも来たような気分でした。

他に印象に残ったのは「ムーンライトダンス」と「egoism」
まず「ム−ンライトダンス」はタンゴ調のアレンジで迫力満点。
そしてスクリーンに映し出される数々の映像。
残念ながら席が前過ぎて美里かスクリーンかどちらかしか見えなかったけど
スゴク見応えのある作りだったと思います。
そして「egoism」は歌声だけで充分な迫力がありました。
その証拠にこの辺から耐え切れなく・・・(苦笑)
弦をバックに歌う「egoism」は「圧巻」。この一言でした。

と、充分大満足な内容ではあったけど少しばかり心残りが・・・
このスタイルでの「やさしく歌って」「truth」ってのも聴きたかった(泪)
贅沢なのはわかってるんです。けど西武とは違うホール独特の雰囲気の中で
しかも弦やピアノだけの演奏の中で聴くのはかなり夢だったんです。。。
正直「Cafe’Mocha」「ソレイユ」中心だろうし歌うだろうと踏んでので
感激しつつも「あぁ〜!!!」と嘆いていました(苦笑)
けど今回は無理でもいつの日かこのスタイルで是非聴きたい・・・

+ MC +

全部挙げたら大変・・・と言うより覚えて無いので(笑)ご当地ネタを♪
千葉と言えば日本の玄関口「成田空港」と言うことでそれにまつわる話を。
「仕事柄年に数回成田を利用するけど毎回朝が早くて空港ではいつも不機嫌」
「その上金属探知機が反応したら相当イヤな人になってます」と自ら発言(笑)
その後「けど眠いだけなんです。ちなみに今日はご機嫌です」とフォロー。
その他には入国手続きに関する各国の違いについての話。
フランスではウインクされてそのまま通されたとか
アメリカ(?)では職業をシンガーと名乗ったら怪しまれるかと思って
「I’m Post Office(私は郵便局です)」と英語を間違えた等の話が出た(笑)
ちなみにスーパーのレジ打ちのバイトをしていた友人と旅行をした時は
その友人が「I’m Register(私はレジです)」と間違えたとか。
・・・類は友を呼ぶってヤツ?(笑)

それと今回のツアーの初日候補に千葉も挙がっていたという話が出た。
「千葉には富里(と・みさと)ってあるじゃない?
「と」が付いたばかりに漏れました」と。
・・・ホントか!?楽屋で作ってきたネタじゃないの?(笑)
その後も千葉の地名トークが続いたのだが真っ先に挙がったのが「多古(たこ)」
そこで「多古から来た人いますか?」と会場に質問すると手を挙げる人が二人。
その瞬間その人たちを指差して「たこっ!」と叫ぶ美里。場内大爆笑(笑)
「違うの!ホントにいたから驚いたの」
「『このタコッ』って意味じゃないの」
と必死でフォロー(笑)
美里本人もツボに入ったらしく涙を流しながら笑っておりました(笑)

と、和気藹々(?)な雰囲気満載なご当地ネタのMCでした♪

+ 終演後 +

「ライブ(コンサート)と言うより映画の1シーンを見ているようだった」
終演後に真っ先に思った感想です。

演出と言うよりは演技を織り交ぜながらの内容でした。
そしてあらゆる国を思わせるようなアレンジと演奏。
ホント今までに無いスタイルのコンサートだったと思います。
サポートメンバーから初回のうたの木をラフにしたようなものになるかと思ったが
さすがは美里。そんな予想通りの内容では終わらせませんでした。

美里の歌声を前面に押し出すメンバー構成と演奏。
そして声だけでは無く表情や動きでも「うた」を表現。
音楽性はもちろんだけど芸術性の高いステージだったと言えるでしょう。

今回は2列目ということもあって目は表情を中心に追っていました。
けどCafeをイメージしたセット、世界各国の旅を思わせるスクリーン映像を
バックに歌う姿というのもまた違った楽しみ方が出来るだろうから
大宮では是非全体を楽しみたい。

最後に一言!
素で涙しました!(笑)そしてそれを美里に見られました!(勘違)以上♪